森川ピアノ教室

江戸川区一之江1丁目。焼肉平城苑からすぐの所にあるピアノ教室です。レッスンの事、気づいた事、教材研究などの手帳代わりの記録ブログです。

乱れなき心で(^ ^)

さて唐突にはじめると

数年前ショパンコンクール全国で弾いたり、その他のコンクールで入賞していたおとなしい☆ちゃんが伴奏オーディションで落とされました。なんと勝ったお相手は、ヘロヘロなタッチで途中で必ず止まる吹奏楽部の子。
そういう世界なのですよ(^ ^)
他に公立では中央区、新浦安の学校の生徒を見ている・見てきたけれど、江戸川区が1番ひどい。先生の質?忖度がものすごい。

☆ちゃんは学校表彰などが嫌なので、学校には入試前に調査書を書いて頂く際までは知らせないという事だったのですが、あまりに酷いのでお母様が学校へ。
☆ちゃんの事を知らない先生は、「止まりも間違いもなく上手だったけれど、拍がちょっとずれて」
(これは全くありえない事で(-.-)本人歌いながら弾けるのにずれるわけがない)と苦しい言い訳。

その後、相手の子の親がうるさいからとか、吹奏楽部で頑張っているからとか、他の子に人気があるからとか、伴奏には1つも関係ない色々な思いが先生にある事が発覚。
〜先生も大変ですね・・・とは思う〜

結局は合唱コンクール吹奏楽部の子の演奏でそのまま弾いてもらいました。
その後は音楽の先生は手の平を返したような態度で。。きっと賞歴などの検索をしましたね。。

「学校でみんなの前でバッハの平均律を弾いてほしい」「みんなピアノがなっていないから、中1,2年の伴奏の子を集めるから、演奏して見せてあげて」「あなたは私が出会った中で1番ピアノが上手」などおっしゃり
挙げ句の果てには、なぜかドビュッシーの某曲の楽譜(全音ピアノピース(°▽°))を、ある日☆ちゃんが持ってきて、、弾きたいのかな?と思ったら
☆ちゃん「断りましたが、音楽の先生があげるからってくれました・・・」と(_ _,)
。。。演奏のお礼?

そう、それで、だから、、
学校のオーディションなんかで心乱されてはいけない。
とは言え私も音楽を純粋に正当に判断できない事を心苦しくないと思う人が、音楽の職、教職についている事が気持ち悪くて仕方ない。うちの子達が下手ならそれで良いから、きっちり音楽の目で見ようよ・・だ!
私も審査する時そうだけれど、自分の生徒だろうが良いものは良く、良くないものは良くないのだ!本当に音楽好きならそこは譲れないはずだから、根本的に違うでしょ?って思うのだ。心乱れますねぇ。文章も乱れますねぇ(^ ^)

伴奏者全員を集めて弾き合いっこして、本人達にお話し合いさせれば良いのにと思う。
先生は吹奏楽部や強いお母様の子を落とすのは嫌なのだから。。吹奏楽部を退部されたり、やる気を失くされたら大変だものね。。と分からないでもないけど、そここそ納得させねばね。音楽的成長させられないでしょう。。


昨年、伴奏の楽譜を渡されて夏休み前にオーディションと言われ、私の生徒はしっかり間に合わせたのに、吹奏楽部の子は弾かなかった。その時点で本来は不戦勝で決まるはず。
ところがそれを夏休みが明けても延びに延ばさた上でのオーディション。
「同じくらい弾けていて私では決められない」と音楽の先生はおっしゃり、担任の先生を交えて再オーディション。そうしたら1回であっけなく即私の生徒に決まったという事があり・・

救いだったのは相手の子が
「やっぱり弾き方が全然違うよね」と褒めてくれた事。
親や変な柵がなければ、案外子供達は正当な評価ができるもの。
だから引き合が1番良い。勉強になるし、何より落ちても受かっても本人達が納得する。

私の教室は教室内でも教室外でもお互いに変に相手をライバル意識させずに伸ばしているので、あまり変な大人の忖度などを見せないで欲しい。
親戚のように他の子の演奏の成長を喜んでくださる私の教室のお母様方は素晴らしい。

とかく他のお教室の子にライバル視される(事が多い。隠してやって!と思う)のは、「その子が上手だって認めてくれているからだよ(^ ^)」とお答えするけれど、他人より自分の演奏を成長させる方へ意識を向けた方が良いのにね!と心からそう思う。
ほかのお教室の生徒さんだって、ピアノ仲間!!って思うから、どうか良い気持ちでピアノに向かってほしい。


途中から来た子は別として〜これは本当に申し訳ないけれど、ピアノって初めの初めの初めが肝心だから、差別や区別でなくどうしても、少なくても数ヶ月は違う。他から来ても基礎がしっかりしていて全て順調で、引き継げば良い生徒はなかなかいない。今までやってきて2人だけ〜

初めから私が見ている子である程度練習をする子に関しては、ツェルニー30番が速いテンポで苦しくなく弾けるくらいまでの成長、、がまず最初の大きな目標で進んできているから、伴奏は通常教材を全くストップしなくても1,2週間くらいで形になる。

それでも、大人の忖度や音楽に純粋になれない人には敵わない。
その場では。

そこを離れて冷静に見たときに、上手だ・成長していると自分で思えるようになれば良い。
ちゃんと上手か下手かを判断できる耳と心を育てれば良い。

心乱される嫌な思いも、そんなフレーズを感情移入して弾けるようになると考え精進精進♪
嫌だけど!盛大に私に愚痴れば良いです!!

綺麗なうっとりするフレーズは、心から歌い音質と真剣に向き合わないと美しく弾けないでしょう?きれいな心。音楽が良いなと思える素直で純粋な心が大事♪

もっと言うと、小中学生でも大学の先生のレッスンに通うようなちゃんとピアノを学ぶようなレベルでは、ライバル意識や悪口などは一気になくなるのですよ。変な評価も(^ ^)自分のピアノの成長とレッスンで言われた事を消化する事で手一杯だから!
歪んだライバル意識を持つのはきっと親か先生のせい。。

私の教室は趣味だろうがなんだろうが、ちゃんとピアノしようね。
きれいな心でね♪と思います。